私は現在不動産でサラリーマンをしている28歳の男性(太郎:偽名)です。
忘れられない略奪愛の思い出が学生の時にありましたのでご紹介させていただきます。
私は100人を超える大規模なフットサルサークルに所属しており、当時、私には付き合っている彼女がいました。
人数も多いのでなかなか全ての人と仲良くなるような環境ではなかったのですが、三年生のある日、夏合宿の夕飯作りで遠くにとてもタイプな女の子を見つけました。
名前は知っていたので、思い切って「カレンちゃん(偽名)」と話しかけると、あ、太郎くんだ~と近寄ってきました。
最初はお互い恥ずかしがって話していたのですが、カレンちゃんに彼氏がいることもその時わかりました。
その夜、皆でお酒を飲んでワイワイ酔っ払っていたときのことです。
私はとっさにカレンちゃんへ「外行こうよ」と誘いました。
自分の彼女もすっかり酔っ払っていたのでまあいっかと思いカレンちゃんと夜空を見に外へ出ました。
「ねえ、今どんな気持ち?」私はこう問いかけました。
いけないことだとわかってはいましたし、なぜそんなことを聞いたのか今でも疑問に思う瞬間があるのですが、「好き」という思いが強くなってしまって聞いたのだと思います。
カレンは「うーん、すごく嬉しいかな」と笑いながら答えました。
思い切って私は「ねえ、付き合おうよ」とストレートに想いをぶちまけてみました。
当時お互いに付き合っているにも関わらず、そんなことを聞いてみたのです。
後悔はありませんでした。
そのくらいにまっすぐな「何か」に押された勢いがあったのです。
カレンはすぐに「いいよ」と答えると、先んじて交際が始まったのです。
お互いに別れるタイミングはバラバラにしようという話がでましたが、次の日にお互いすぐに自分の彼氏彼女と話をして涙の別れをしました。
「乗り換えくそやろう」なんであだ名も当然ですがつきましたが、これでカレンは私のものになりました。
今はカレンとは別れてしまったのですが、いい彼女だったと思います。
みんなに言えることとしては、特に学生のうちは、ある程度本能に従って行動した方がプラスになることもあると思います。
「青春」と呼べるほどまっすぐな愛ではないかもしれませんが、略奪愛もいいものです。
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