元々同期で入職した女性で、そんなに顔を合わす機会が少なかったので話すこともなかったのですが、部内の飲み会で話すタイミングがたまたまあり、その時にお互いの自宅同士が近いことがわかりました。
それをきっかけに、じゃあ通勤する時には一緒に行こうという日が出来るようになりました。
入職したての頃は自分は車を持っていなく、相手の女性が実家暮らしで車を自由に使えるような状態だったので、相手から「一緒に職場まで乗せていくよ」という誘いで、一緒に通勤し、話し時間もおのずと増えていきました。
そうして仲良くなり、通勤だけでなく一緒に遊ぶ時間もとるようになり、自然な流れで男女の関係になったまでは良かったのですが、相手が職場の先輩と付き合っていたという事実を自分がそういった関係になってから知ってしまいました。
元々女性の方は男性でも女性でも分け隔てなく喋るような人だったので、先輩と仲良くしていてもそういった関係ではないと勝手に思ってしまっていて、今思えば良く話をしていてお互い距離が近い接し方だったかなと思います。
結果的に自分が略奪というかそういう結果になってしまっていたのを、もう1人の同期から教えてもらい、相手の女性に改めて確認した所、「実は先輩とも付き合っていたの。
ごめん。
他の人には内緒にしてて。
お願い。
」と言われました。
その時は相手の女性がまさか自らその状況をつくっているとは思わず、衝撃を受け、自分はなんて愚かな行為をしてしまったのかと落ち込むやら、先輩に自分はどう思われていしまうのか保身の気持ちも出て、訳のわからない気持ちになったのを覚えています。
その時を思い出すだけで今も心拍数が上がってしまう程です。
相手の女性の言い分としては、自分のことを「何故だか良く見えてしまったから」だと、「優しく穏やかに接してくれるのが心地よかった」と自分を褒めてくれていたので悪い気がしない部分もありました。
単純な自分に呆れます。
ただ救いの点があったとすれば相手の女性も、自分自身もそういった関係になったことは一時の気の迷いだとお互いにスッパリと切り替え、相手もその先輩と結婚し、その後自分も気の合う女性と結婚できたので、わだかまりがなく、2人と1人の同期の友人だけの秘密にできていることです。
お互いさっぱりとした性格で良かったです。
コメント