20代女です。
現在は結婚をして子供がいますが、かつては恋愛で色々な経験をし、略奪を行ったこともありました。
その男性との出会いは職場でした。
上司にあたる関係で、上司にはすでに恋人がいました。
私はもともと略奪や三角関係というものが苦手だったため、そもそもその上司を恋愛の対象とは見ていませんでした。
上司はとてもやさしく仕事の面でたくさんサポートしてくれました。
そのうち仲が良くなるとプライベートのことも話す関係になっていき、食事に誘われることも多くありました。
最初は恋人がいるのに…と私が断っていましたが、そのうち上司から恋人とうまくいっていないとの相談を受けるようになりました。
そこまで入り込んだ相談をしてくれる上司にいつのまにか恋愛感情を抱いていたのだと思います。
当時の私はその恋人のことを考える余裕がなかったので、まるで恋人はいないものとしてその上司との関係を発展させていきました。
略奪、とは言いますが、その後上司と恋人は別れ、本格的に私たちの交際が始まりました。
今となれば、あれは間違いなく一種の略奪愛だったと思います。
でも自分の立場をまるで分っていなかった私に落ち度があることは間違いないです。
片思いの期間は特にその恋人に関して何の感情もなかったですが、別れて上司が私のものになった時、初めてその恋人に対する嫌悪感がありました。
今まで恋愛に対するもつれは自分から避けているタイプでしたが、自分の中にこんなに嫉妬心があるとは思っていませんでした。
なので、上司が恋人になって初めてその恋人に対して優越感がわいてきました。
初めての感情でしたが、とてつもなく興奮したことを覚えています。
こうやって文字に起こしてみると、当時の私は本当にタチが悪かったなとおもえます。
とはいえ恋人がいても好きになってしまう可能性があるのも恋愛の面白いところだと思うので、今となればいい思い出の一つでした。
でももうこりごりなのでこれからは自嘲したいと思います。
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