25歳女性 婚約者のいる同僚を寝取って略奪

私は現在41歳、結婚して子供が一人います。

ごく普通の主婦ですが、主人との馴れ初めは略奪愛でした。

私が主人と出会ったのは25歳の頃でした。

いわゆる社内恋愛です。

しかし6歳年上の彼には、学生の頃から10年以上付き合っている彼女がいました。

その彼女とは結婚に向けて準備をしており、既に同棲していました。

当時勤めていた会社は10人程の小さな会社で、その事は会社の誰もが知っていました。

「お前の結婚式には呼んでくれよ。

」「このお土産、彼女さんにもどうぞ。

」「お前は幸せそうでいいなぁ。

」狭い会社の中で同僚とのそんな会話が良く耳に入ってきました。

どちらかというと無愛想な彼に私はあまり興味がなく、会社でも必要以上に会話をする事もありませんでした。

ある日、彼ともう一人の同僚と3人で仕事帰りに飲みに行く事になりました。

正直あまり気が乗らなかったのですが、飲み会が始まると、仕事中の無愛想な彼とは全く別人のようでした。

とても気さくで、さり気なく気が利いて優しいのです。

話を盛り上げるのも上手く、男性との会話が得意ではない私も楽しくてついついお酒がすすんでしまいました。

普段とのギャップにあっという間に彼に惹かれ、お酒の勢いもありそのままホテルに行ってしまいました。

この日を境にどんどん彼に夢中になり、会社にバレないように仕事帰りに飲みに行ってはホテルに泊まり、そのまま出勤するようになりました。

この人には婚約者がいる、家に帰れば彼女が待っていると分かっていても、彼と過ごす時間が楽しみでこの生活はエスカレートしていきました。

平日は着替えを持って会社に行き、ほぼ毎日のようにホテルに泊まり、貯金も底を尽きそうでした。

出勤時は時間をずらしたり警戒していても、会社で噂がたつようになりました。

実家暮らしの私は、友達の家に泊まると嘘をついていましたが、母には男だとバレていましたし、ホテルに居ると、彼の携帯には彼女から狂ったように着信が来るようになり、全てに限界を感じ始めていました。

彼と過ごしている時は彼女の事は一切聞いたりしませんでした。

彼も彼女の話は一切せず、ただ楽しい時間を過ごしていただけでした。

しかし好きになればなるほど、私は一体何なのか、ただの遊びなのか、もしかして彼女とは別れたのか、そんな思いで一杯になり苦しくなっていきました。

ある日私は賭けに出ました。

私との関係が始まる以前に彼が彼女と旅行に行くと言っていた日の前夜、彼をホテルに誘いました。

彼が来てくれるのか試したのです。

彼は来てくれました。

しかしいつものように朝まで一緒に居てくれる事はなく、私がウトウトしている間に帰ってしまいました。

一人ホテルに残され一晩中泣きました。

「あぁ、やっぱり彼女とは別れていなかったのか。

私は遊びだったんだな。

」気持ちに区切りをつけようと、私は翌日、上司に電話を掛けて会社を辞めますと申し出ました。

彼にも辞める事を伝える為に会いました。

すると意外な答えが返ってきました。

「会社を辞めてもこれからいつでも会えるし、土日にうちに来てもいいよ」と。

私はどういう意味か良く分かりませんでした。

彼がホテルから帰ってしまった日、彼は彼女とけじめを付けて別れてくれていたのです。

荷物の整理などをして、私を家に招待できるように、準備してくれていました。

結局彼は私を選んでくれました。

それからは幸せな毎日が訪れました。

トントン拍子で結婚し、今も主人に出会えた事に感謝しています。

しかし、略奪して結婚した以上、私も同じように略奪されるかもしれないという思いは常に持っています。

少なくとも私の存在がなければ、彼女とそのまま結婚していたはずです。

彼女を傷つけ人生を狂わせてしまった報いを受ける日が来るかもしれないと、心のどこかで覚悟している自分もいます。

それが略奪愛の宿命なんじゃないかとも思います。

いつまで続くか分からないこそ、今の幸せな時間に感謝して、主人と子供を大切にしたいと思います。

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